新内科専門医制度プログラム
血液内科
特徴
- 同種造血幹細胞移植経験が豊富な血液内科専門医6名(うち指導医2名)が在籍し、ほぼ全ての血液内科疾患の診断・治療に対応しています。
- 無菌病室9床を備え、悪性リンパ腫、多発性骨髄腫には積極的に自家造血幹細胞移植を行っており、移植症例数が豊富です。
- 血縁ドナーからの同種造血幹細胞移植では、HLA半合致(ハプロ)移植も行っており、今後も移植症例が増加していくと思われます。
- 入院患者は血液悪性疾患を中心に常時30名程度で、良性疾患を含め、ほぼ全ての血液疾患を経験することができます。
スタッフ
部長 | 平田 大二(平成3年卒) |
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所属学会 資格 |
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顧問 | 永井 謙一 (昭和49年卒) |
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医長 | 井尾 克宏 (平成14年卒) |
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医長 | 岡 知美(平成19年) |
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医員 | 稲野 将二郎 (平成20年卒) |
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医員 | 北川 智也 (平成21年卒) |
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学会施設認定
- 日本血液学会認定研修施設
研修内容
上級医の指導のもと、以下の項目の習得を目標にします。
- 骨髄穿刺、骨髄生検、腰椎穿刺・髄注、中心静脈カテーテル留置を安全に行うことができる。
- 基本的な塗抹標本の血液像や、骨髄・リンパ節組織などの病理像を理解できる。
- 標準的は治療ガイドラインを理解した上で、担当患者の治療計画(化学療法含む)を立案する。
- 支持療法として、輸血や抗菌薬、G-CSF製剤の適切な使用ができる。
- 特に希望者には、自家および同種造血幹細胞移植症例を担当してもらいます。末梢血幹細胞の採取、処理、凍結保存、解凍、輸注といった一連のプロセスを経験してください。さらに同種移植ではHLA検査とドナー検索、移植前処置の立案、免疫抑制剤の使用法、GVHDなどの合併症の診断治療といった専門的な知識の習得も必要になります。
メッセージ
血液悪性疾患では多種類の抗がん剤を高用量で使用するレジメンが沢山あります。腫瘍内科医師も病棟カンファレンスに参加し広い見地から活発な議論が行われます。このため血液内科を志望する研修医はもちろん、腫瘍内科を検討している場合にも非常に有益な経験になります。また感染や臓器障害などの有害事象も多くなりがちで、全科的な知識も必要です。当科医師は皆、本当に気さくで些細な疑問でも相談しやすい雰囲気で研修できます。基礎的な内容を含めた臨床研究にも取り組む予定ですので、興味があれば、積極的に関与して頂きたいと思います。また、血液内科としては比較的医師数が多いこともあり、連続休暇、研修、学会出張などの取得も融通しやすい環境で、仕事以外の時間も大切にして頂きたいと考えています。研修期間終了後の進路に制約は一切ありませんので、希望されるキャリアプランの実現に向けて、お手伝いできることがあれば責任を持って対応させて頂きたいと思います。
都市部であっても、増加する血液疾患患者に対して血液内科医はまだまだ不足しているのが現状です。全国の血液内科診療の発展のためにも、若い先生方に加わって頂くことが大切です。多くの研修医の先生が、血液内科医の輪に加わってくれることを期待しています。
採用情報
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- 2023年度 シニアレジデント(後期研修)募集要項(内科)
- 2023年度 シニアレジデント(後期研修)募集要項(外科)
- 2023年度 シニアレジデント(後期研修)募集要項(救急)
- 内科シニアレジデント
- 循環器内科シニアレジデント
- 消化器・肝胆膵内科シニアレジデント
- 腫瘍内科シニアレジデント
- 糖尿病・代謝・内分泌センターシニアレジデント
- 血液内科シニアレジデント
- 腎臓内科シニアレジデント
- 脳神経内科シニアレジデント
- 心療内科シニアレジデント
- 呼吸器内科シニアレジデント
- 呼吸器外科シニアレジデント
- 消化器外科シニアレジデント
- 整形外科シニアレジデント
- 形成再建外科シニアレジデント
- 脳神経外科シニアレジデント
- 泌尿器科シニアレジデント
- 耳鼻咽喉科シニアレジデント
- 麻酔科シニアレジデント
- 救急集中治療・総合診療科シニアレジデント
- リウマチ・膠原病内科シニアレジデント
- シニアレジデント(後期研修)研修プログラム [教育に関連するその他のカリキュラム]
- シニアレジデント(後期研修)研修プログラム [研修医の処遇]